「子を産み育てるのは親のエゴ」問題に終止符を!

「子を産み育てるのは親のエゴ」問題に終止符を!

実はわたし、Yahoo!知恵袋の

相談員をしてまして。





10代の若者や子育て世代まで、

幅広い年代のお悩み相談に

応じています。





最近よく見かけるもので

気になっているのが、10代の若者による

「子供は親を選べない」

「頼んでないのになんで勝手に産んだんだ!」

「親のエゴで勝手にこの世に連れてこられて苦痛を強いられる!」

といった悲痛なお悩みです。





子供は親をぺちゃんこにする言葉を

よ〜〜く知っていますね。





命懸けで産んだ我が子から

もしもこんなことを言われたら、

悲しみが一周して怒りに変わり

大げんかに発展してしまう

親の気持ちもよ〜〜くわかる。うん。





でも、だからと言って、脊髄反射で

怒るのはちょっと待ってください。





果たして本当に子供たちは

本気でそう言ってるのでしょうか。

今まで一度たりとも生まれたくなかったし、

生きたくもなかったというのでしょうか。





答えは「NO」です。

本当は子供たちは生きていきたい。

自分で自分を愛したいからこそ

その答えを必死で探して苦しんでいます。





だからこそ、子供を生んだ

大人の責任として

この問題に終止符を打ちたいと思うのです。





みなさん、思い出してください。

赤ちゃんが生まれた時を。




赤ちゃんは、せまい産道をくぐり抜け

「おぎゃ~!」

と、

外に飛び出して、大きな産声をあげますね。





これは新世界で生きるためのスイッチで

「うんぎゃ~、おぎゃ~、おぎゃ〜」

と泣く事で、肺に新鮮な酸素を取り込んで

不要な二酸化炭素を吐き出して

カラダを目覚めさせているのです。





赤ちゃんはお母さんから生まれた瞬間から

「生きたい!死にたくない!だから守って!」

と、

自ら主体的に生きることを

選択しているのですね。





だからこそ、今まで死なずに

生きてこられた訳で。





赤ちゃんだから意思表示できない

なんてことはありません。




自分から生きることを選択しておきながら

今さら

「生まれたくなかった」

「こんなはずじゃなかった」だなんて

責任転嫁もいいところ!!





親に恨み言を言う暇があるなら

自分一人くらい幸せにするのが

自分への最低限の責任だと

文句の一つも言いたくなるかもしれません。





・・・ですが、今まさにお子さんから

「なんで俺のこと産んだんだヨォ〜〜!」

と絡まれているお母さんは、

胸に手を当てて考えてみてください。


親に恨み言を言ってる暇があったら、自分一人くらい幸せにするのが自分への最低限の責任



これって、自分自身にも言えないか?

ということを。





今まさに自分が幸せじゃなかったら

何を言っても子供の耳には届かないし、

「じゃあ、そういうお母さんは幸せだっていうのかよ!!」

と、自分への巨大ブーメランになって

返ってくることは間違いありません。





でもこれって仕方ないんですよ。

私たち自身、自分の親の苦労を

散々みてきました。




いつも他人が優先で、自分を後回しにして。

言いたいことも言わず、

我慢とがんばりで人生を乗り越えてきた

親を見ていたからこそ、私たちも

そうやって生きるのが正解だと思ってしまった。

親を真似るしか方法がなかったのです。





自分で自分を幸せにする方法を

みんなが知らないだけだったんですから。





不器用でごめん。

素直じゃなくてごめん。

あなたの個性をけなしてごめん。

私が親の代わりに謝ります。




でもでもだからこそ、

その親から引き継いだ「負の遺産」を

我が子のために自分で

断ち切らなくちゃいけません。




自分で主体的に選択し

自分で自分を幸せにするために

親自らがそのお手本を

見せなくちゃいけないのです。




人生は自ら主体的に切り開くもので





親のせい、人のせい、性格のせい
環境のせい、兄弟のせい、子供のせい
容姿のせい、お金のせい、〇〇のせい
夫のせい、義父母のせい、ママ友のせい
などと、




今まで人生の責任を、自分以外の誰かに

取らせようとしても、

1ミリも思い通りにはなりませんでした。




人のせいにした瞬間に

人生の操縦桿が他人のものになり

運を天に任せるような、

コントロール不能の人生になるからです。





そして、そんな親の背中を

子供はしっかりと見ているんですね。





「なんで俺のこと産んだんだヨォ〜〜!」





とは、子供があなたの代わりに

あなたの気持ちを

代弁しているに過ぎません。





ならば、子供に対して

「親に向かってなんて口を聞くんだ!!」

と怒りをあらわにする前に





自分で主体的に選択し、

充実した人生を送る姿をどうか

お子さんに見せてあげてください。





「親に愛されなかったから子供を愛せない」

というならば、

親にしてもらいたかったことを紙に書き

自分で自分にしてあげましょう。





自分を抱きしめ、自分を褒め称え

自分を可愛がり、自分を大切にして

自分のニーズに自分でこたえ

自分が自分の一番の味方になって

自分を愛することなら誰にも負けない

自分自身のエキスパートになってください。





そんなあなたの後ろ姿を

お子さんは必ず見ています。





そんなあなたの存在こそが

お子さんにとってはこれ以上ない

最高のロールモデルになるでしょう。





言葉で言い聞かせることの

軽く1億倍は信ぴょう性の高い

「経験者の声」になるでしょう。





自分が人生を楽しめば

子供は勝手にエネルギーを受け取ります。





自分が幸せになれば、

子供も、家族も、社会も、

なんなら世界も幸せにできます。





自分のためじゃなくて

家族や、社会や、世界のために。

全力で自分を幸せにして

自分が主人公の人生にしてください。

それができるのは自分しかいません。




親が充実して生きていれば、

2度と子供から

「親ガチャ失敗」

「子供を産み育てるのは親のエゴ」

なんていう言葉が子供から

出てくるはずもないのですから。





あなたが自分を愛せば愛すほど

人生はスルッとうまくいきますよ!





今日も素晴らしい1日になりますように。

応援しています。

SAIKO

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