「全ては自らが選択している」という概念を取り入れる

全ては自らが選択しているという概念を取り入れる
SAIKO

どうも、SAIKOです!



私はYahoo!知恵袋の

相談員をしているんですが、

知恵袋のカテゴリーを覗くと




自分が何者かわからない・・・

自分のやりたいことがわからない・・・

親や子供と分かり合えない・・・

夫や恋人とすれ違ってしまう・・・

仕事が面白くない・・・

生きる目的がわからない・・・




などなど、

みなさん、日々いろんなことで

悩んでおられます。




私たちは、

ただ幸せになりたいだけなのに




とかくこの世は思い通りにならないこと

(コントロールできないこと)ばかり。




こうなると、人生ではおのずと

諦めたり妥協したりすることが増えるので


どうせ思い通りになんてならないんだから




と、なんだか全てが投げやりになって

人生がつまらなく感じるかもしれません。




でも・・・

もしも自分で人生をコントロールして

思い通りの人生にすることができたら

人生はますます面白くなると思いませんか?




実は、

「考え方の次元を変える」だけで

それが叶う期待値が上がるんです!




というわけで今日は、

悩みの次元を変える新しい考え方

をご提案しようと思います。




それではご一緒に、ヒアウィゴー!

目次

原因論と目的論とは?

新しい考え方とは、目の前の問題を

全ては自らが選択しているとしたらどうする?




と捉え直してみることです。




私たちは、今まで、何か問題が起きた時に




親のせい、

自分の性格のせい、

過去のせい、

立場のせい、

年齢のせい、

相手のせい、

環境のせい、

国や政治や時代のせいなど、




〇〇のせいでこのような

現状になっているのだから、

それを正すために、

相手や自分を変えなくてはいけない。

と、考えてきたのではないでしょうか。




これを「原因論」と言います。




一方で、何か問題が起きた時に

「もしかして、何かの目的があって、自分がこの問題を起こしているのかも?」

「だとしたら、その目的ってなんだろう?」

と捉えることを「目的論」と言います。




「原因論」と「目的論」この二つは、

物事を捉える「次元」が全く違うので、

問題の解決方法も全く異なります。




ちょっとこれ、もう少し詳しく

お話ししていきますね。

問題が間違えば、答えは間違う

この、「次元が全く違う」というのがミソでして!

アインシュタインの名言で

いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない



という言葉がありますが、

これどういう意味かというと、

アインシュタインは

その問題を解決する前に「正しい問題設定をすること」が重要だよ!!



ということが言いたかったんです。




そういえば先日のこと。




「仕事を辞めたい」と

悩んでいた友人がいました。




あまりに辛そうな様子だったので

心配していたところ、

たまたま、彼女にぴったりの

求人を見つけたので、

彼女に教えてあげたのです。




しかし、彼女は喜ぶどころか

「今は忙しくてそれどころじゃない」

「決められないから今回はパスで」

と断られてしまいました。




このことから、

彼女に対する正しい問題設定は

「彼女が会社を辞められるようにアシストする」ではなく

「本当に彼女が辞めたいのかどうか見極める」だったと思いましたw




こういう場合の対処法は、

「ただ黙ってウンウンと話を聞いてあげる」

だったな〜と。反省ですw




このように、問題設定が間違ってたら

正しい答えは導き出されず、

問題はいつまでも解消されません。




だから、アインシュタインは

問題提起を疑ってみることの必要性を

伝えているんですね。

問題を見直せば、問題が問題ではなくなる!

例えば、もしも自分の子供が、なかなか結婚できない・・・

という悩みがあったとして。




「かつて、母である自分が離婚したから、我が子も結婚できないのだ」

などと考えるのが「原因論」です。




原因論での解決方法は、




離婚した自分を責める、

結婚しなさいと子供に詰め寄る、

我が子にお見合いを持ってくる、

カウンセリングで幼少期のトラウマを解消する




・・などが考えられるかもしれません。




これで問題が解消すれば

それはそれで全く問題ないです!




でも、もしもこの方法では

問題が解決しなかった場合に

「目的論」を応用して、




「もしも、私自身が子供に結婚して欲しくない目的があったとしたら?」




という、今までになかった

新しい問題設定をすることで




今までとは次元が異なる

新しい解決法が浮かんで、

問題が問題じゃなくなるよ!!




ということをアインシュタインは

言っているんですね。

目的論で問題が勝手に解消してしまった話

問題を「目的論」で捉えたときに

問題が勝手に解消してしまった例を

いくつかお話ししますね。




Aさんは中学生と小学生の

二人のお子さんを子育て中の主婦です。




中学生の長女さんは

部活でテニスをやっています。




練習試合ではいつもいい成績なのに

大会に出るといつも

いいところで負けてしまいます。




Aさんは、

試合に負けて落ち込んでいる我が子に

試合に勝ってほしい、

勝たせてあげたいと思いました。




ところがやはり、長女さんは

いつもいいところで負けてしまいます。




そこで、ふと

「もしも私自身が長女に勝つと困る目的があるとしたら?」

と、目的論で考えてみたのです。すると

「もしかしたら私は、長女の活躍が自分の評価に左右すると思っているのかな・・・」

ということが頭をよぎりました。




その瞬間、

長女が試合に勝っても負けても、

自分の評価には関係がない・・・

ということに気がつきました。




すると、途端に

勝ち負けへの執着がなくなって

「長女が勝っても負けてもどちらでもいい」

という感情に変わったと言います。




それだけなのに、

長女は翌週の大会でなんと

優勝してしまったのです!




もう一つ、




子育てしながら仕事も頑張る

キャリアウーマンのBさんのお話です。




Bさんはある日、旦那さんから

「離婚も視野に入れて別居したい」

と、衝撃的な告白をされました。




会話は少ないけれど、

旦那さんとうまくやっていると

思っていたBさんにとっては

まさに青天の霹靂です!!




その日以来、旦那さんに会うのが

怖くなってしまったBさん。




自分の何が原因なのか?と

原因論で考えていましたが、全くわかりません。




「夫が浮気をしているのか・・・」

「こんな思いを私にさせる夫が許せない」




と、怒りと悲しみが湧いてきたと言います。




しかしそこでふと

「もしも私自身が夫にそう言わせてるのだとしたら、その目的は?」

と目的論で捉え直してみたそうです。




その瞬間、はたと

「そういえば、私は一人になったら、気兼ねせずに、もっと自由に仕事ができるようになるのに・・でも自分から離婚を切り出すのは面倒だなぁ」

と無意識で思っていたことに気がつきました。




しかし、「本当に夫を失うかもしれない」という現実の前に

夫に対する怒りや悲しみが消えて、

代わりに申し訳なさや感謝が湧いたそうです。




たったそれだけのことなのに、

なぜか数日後

夫の方から話しかけてきて、

自然に関係性が回復したと言います。

相手への感謝が生まれ、人と本当の意味で繋がれるようになる概念

これはあくまで一例であり

全ての悩みはこうやって解決すべき



と言いたいわけではありません。




また、

「自分がこの現実を作っている」

と捉えることが辛く感じて、

受け止めきれない人もいるかもしれません。




この考え方を受け入れられない人は

受け入れなくても大丈夫です。




ただ、どんなに考えても

悩みのループから

抜けせない時の最後の手段として




「今までとは思考の次元を変える」




ことで、新しい視点が生まれ

今までとは異なる解決策が生まれ

問題が問題のまま問題ではなくなってしまう、

そんな解消法もあるのだと

ぜひ頭の片隅にでも入れておいて

もらいたいなと思います。




それと、問題が起きた原因を

「我が子が結婚しないのは、私が離婚したせいだ」

などと、自分や何かのせいにしても

過去は変えられないし

我が子もコントロールできませんが、




「もしも私が結婚して欲しくないと思っているとしたら・・・?」




と考えることで、問題に対して

「自分にできることはなんだろう?」

と、解決志向型の発想が生まれ、

それを気づかせてくれた相手への感謝が生まれ

自分でコントロールできる範囲が爆発的に増えます。




「この現状は〇〇のせいだ」

と相手のせいにしている限りいつまでも問題は解消しませんが




「相手がこれを教えてくれたのだ」

と相手に感謝することで、

今までスコトーマになって見えなかった

物事の新しい側面に気がつき、




それによって視野が広がり、

自分が成長して相手を尊敬できるようになり

相手と本当の意味で繋がれるようになります。




これをまとめると、

「目的論」で物事を捉え直すことは




・今までとは次元が違う物事の捉え方ができる

・解決志向型の思考にチェンジできる

・自分で問題をコントロールできる範囲が増える

・相手への感謝が生まれる

・自分が成長する

・人と本当の意味で繋がれるようになる

・問題が問題のままスルッと「解消」してしまう




など、たくさんのメリットがある

概念だといえますね。




ちなみに最近の私のこと。




スマホ依存気味だったんですが、

「この現実を私が作ってる目的は?」

と考えてみたら、

依存を「スマホのせい」にしようとしていたことに気がつきました!




普段、クライアントさんには

人のせいにしたらダメですよ〜〜

とか言っているのにね(汗)




スマホのせいにしても

問題は何も解決しないです・・・




それに気がついたら、

いい感じにスマホと距離を

おけるようになりましたw




とかくこの世は自分では

思い通りにいかないことばかりです。




だとしたら、少しでも

自分でコントロールできる範囲を広げて

自分の人生の舵取りを自分でできる、

自分が主人公の人生を

生きられるようになったらいいですよね!




ちなみに、

自分が主人公の人生を生きる方法は

こちらのブログもぜひ読んでみてくださいw





それでは今日はこの辺で。

今日も読んでくれて

ありがとうございました!

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