なんだかね、ちょっとだけ——
心が疲れたんです。
ふとした瞬間に、あのときの私を思い出しました。
「この子がこうなったのは、私のせいなんじゃないか…?」
そんなふうに、毎日のように自分を責めていた日々。
発達に個性のある息子の子育ては、人生で一番、脳みそをフル回転させていた時期でした。
「少しでも、息子の力になれたら…」
そんな一心で、私は毎日を必死に走っていました。
でも現実は——
頑張っても頑張っても、まったくうまくいかない。
育児書を読んでも、ネットで調べても、周りに聞いても答えが見つからない。
テレビドラマにも、マンガにも、ママ友の会話にもない、毎日が「なんでこうなるの!?」の連続で。
療育を嫌がる息子と、バトルになることもあったし、
スーパーで、大人しく手をつないで歩いている親子を見るだけで、
小学校で、何の支援も受けずに過ごしている子を見るだけで、
胸がギュッとなって、涙が止まらなくなることもありました。
先生や夫、義父母から「頑張りすぎないでね」と言われても…
必死だった当時の私には、その言葉がまるで届きませんでした。
「誰も、私の気持ちなんてわかってくれない…」
気づけば、心に分厚い壁をつくって、孤独の中に閉じこもるようになっていました。
本当は、もう限界で、泣き叫びたいほどしんどかった。
でも、ふと我に返ると——
「この子がこうなったのは、私のせいなんじゃないか」
そんな罪悪感が込み上げてきて、立ち止まることすらできず、私は自分を責め続けていました。
でもね、あるとき、ふと思ったんです。
もし私が、母にこう言われたらどう感じるだろう?
『あなたがそうなったのは、私のせいよ。ごめんなさいね。』
……え? なんかすっごく嫌な気持ちになる。
「“そうなった”って何!? 私、今の自分で十分幸せなんだけど!?」
って、たぶん、私は言ってしまうと思う。
そのとき、ハッと気づいたんです。
——私、息子に対して、すごく失礼な見方をしていたんじゃないかって。
自分の“物差し”だけで、
この子の幸せを勝手に測っていたのかもしれないって。
だってそれって、
● タコに「人間って足2本しかないんだ、可哀想」って言われたり
● 鳥に「空飛べないんだ、不自由で可哀想」って同情されたり
● 火星人に「酸素吸ってるなんて弱くて可哀想」って言われるようなもの!
…いやいや、ちょっと待って(笑)
あなた、自分の立場からしか物言ってないでしょ!?
って、ツッコミたくなりませんか?
わたしたちは皆、
それぞれ違う「幸せのかたち」を持っていて、
たとえ親子でも、その基準は決して同じじゃない。
「この子を思うからこそ」かけた言葉や行動が、
いつの間にか、価値観の押しつけになってしまっていた——
私は、心から反省しました。
でもね。
そんな自分を、責めなくていいんです。
それは、あなたがそれだけ真剣に、
お子さんを想っていた証拠だから。
自分の心を置き去りにしてでも、必死に守ろうとしてきたから。
だからまずは、
「子どものこと」よりも、「あなた自身の心」を休ませてあげてください。
お母さんが笑顔でいることが、
きっと一番の“家庭の光”になるから。
「私なんて…」から、「私、これでいいんだ」へ。
本当に“いいお母さん”って、
我慢し続ける人じゃなくて、
ちゃんと自分を大切にできる人じゃないかなって、私は思います。
無理して頑張る必要なんて、ないんです。
でも、ほんのちょっとの勇気を出して——
すでにあなたの中にある“光”に気づいたとき、
人生は驚くほど変わります✨
🎀 孤独な子育てに苦しんでいませんか?
私もかつて、同じように孤独で泣いたママのひとりです。
でも、子育てが少しずつ変わっていったのは——
ほんの少しの勇気を出したから。
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「私だけじゃなかった」ってホッとできるはず
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