完璧主義が楽になる、多様性の話。

完璧主義が楽になる多様性の話。
SAIKO

どうも、SAIKOです。



私は現在コーチとして、

日々いろんな悩みを聞く機会があるんですが、

その中で、少なくない数の方が口にする悩みがあって。



それは


人と比べてダメな自分を責めちゃうんです!

できない自分が許せなくて苦しいんです!

何事も手抜きできなくて辛いんです!



という、「完璧主義」によるお悩みです。



私もこれにはめちゃくちゃ悩んだので、

気持ちは痛いほどわかります!



人はどうでもいいことには悩みません。

だからこれは、人生に一生懸命なことの証明だと思うんですよ。



だからといって自分を責めると

人生が詰まってしまうし、




・・・あ、自分責めを治す方法については、こちらのブログに詳しく書いたので、これをご覧いただくとしてw




じゃあ「なんでもできる欠点のない自分」は幸せか?というと、

実はそうでもないのです(ガーン)!



これを知った時、私は

SAIKO

あ〜なんて無駄なことを追いかけていたんだろ〜




とショックを受けたので、このことをどうしてもお伝えしたくてww




というわけで、今日は

私が完璧主義を手放して、

イージーモードの人生になったお話を

しようと思います。




それではご一緒に、ヒアウィゴー!

目次

「できるようになってから」では遅すぎる?

突然ですが、あなたは初めての物事に取り組む時、

いきなり行動する派?

それとも、しっかり調べて、なんなら完璧にできるようになってから行動する派?



私も含め、多くの日本人は

  • メイクの勉強してから恋愛しよう
  • 英語がある程度喋れるようになってから留学しよう
  • 人見知りを治してから友達を作ろう
  • お金を作ってから仕事を辞めて起業しよう


みたいな、後者の「できるようになってから行動する派」が多数派なんじゃないかな。



でも、赤ちゃんは「言葉を喋れるようになってから人と喋ろう!!」とはしないじゃないですかw



「できるようになってから行動する」のは、物事の習得方法として非常〜〜に非効率的。

明日も必ず太陽が昇るって保証もないしねw



にも関わらず、どうして多くの日本人がこれほどまでに慎重で、なかなか行動に移せないのか?

というと、その原因は

  • エフィカシーが低いこと
  • 完璧主義で生きていること



この二つが原因です。



ちなみにエフィカシーについてはこちらに詳しく書いたので、最高の人生にしたい人はぜひこっちも読んでねw



で、今日しっかりお伝えしたいのは、二つ目の完璧主義の方です。

「完璧」は「完璧にあらず」!

「完璧主義」は一見すると

  • めちゃくちゃ努力する
  • エベレストのように高い目標をもっている
  • ミシュラン審査員ばりに、自分を厳しく評価する



という点において、人として尊敬できる、理想的な人格のように感じます。



もちろん、完璧主義の素晴らしい面は、それこそ数えきれないほどたくさんあって。



日本製品のクオリティの高さや、

電車やバスなど交通機関の正確性や、

サービスやおもてなし精神の高さ、

街にゴミが落ちてない清潔さなどは、

日本国民の完璧主義の賜物で、海外でも高く評価されているところです。



ところが、あらゆる物事にプラスとマイナスがあるように、完璧主義にもしっかりとマイナス面があるんですw


SAIKO

もうこの時点で「完璧」は破綻してるんですけどね



それは「他人からの評価を過度に気にしてしまう」という点。



これの何がいけないの?というと、



このような前提があると、無意識に「失敗しないこと」を目標にしちゃうんですよね。



すると、完璧を求めて成長すべき時に

失敗が怖いからチャレンジできない



という矛盾が生まれて、謎に苦しむ原因にもなっちゃう。



だから、こと人生において「完璧主義」を貫くのはNGなんですね!

失敗は本当に悪いこと?

じゃあどうして私たちは完璧主義になってしまうのでしょうか。



というと、答えは簡単で。



それは子供のころに「ちゃんと失敗していないから」です。



私たちは、家庭や学校で「失敗」すると叱られ、「正解」すれば褒められるという体験を繰り返し教え込まれています。



その結果、全てのことには正解があると思い込み、ちゃんと失敗するチャンスもなく、



自分自身で「何が正解で、何が失敗か」を考えてきませんでした。



これによって、無意識に刷り込まれた

「失敗は悪いこと」というメッセージが、

「失敗をしてはいけない」という恐怖に変わり、

自分に強力なブレーキをかけているケースが少なくありません。



なので、もしも失敗が怖いと感じる人は、


本当に失敗って悪いことなのかな?



と改めて自分に問いを立ててみることで、



自分の中にすでにある「失敗」のゲシュタルト(概念)が再構築されて、認識が変わり、人生が変わることにつながるかも。



例えば、「100回練習したら自転車に乗れるようになる」とします。



この時、自転車に乗れるようになるまでの99回のチャレンジは全て失敗で、全くの無駄なのでしょうか。



こう考えると、失敗は単なる「経験値」であり、その先にある、本当に欲しいものを手に入れるための通過点だということがなんとなく見えてきますよねw

子育てで完璧主義を手放した!

ここで、かつて私が完璧主義に苦しんでいた頃の話を聞いてください。



その頃私は、子育てに行き詰まり、苦しみを抱えていました。



私の息子は自閉症ですが、それが私の責任のように感じて、なんとか息子を「普通の子」にしようと、必死でした。



「私がどんなに頑張って伝えても息子には通じず苦しい」

「よその子と比べてしまって辛い」

「他のママさんと比べて子育てが下手な自分が許せない」




と一人で苦しんでいました。



それが・・・・

離婚して家を出たある日のこと、

突然「息子が息子である意味」に気づいた瞬間があったのです!



息子の思考や行動は私にとって謎だらけでもはや宇宙人と対話しているかのようでした。



「なんでそうなる!?」

「どうしてそんな発想になる!?」



というような、私の常識や想像の範囲外のことばかり。



子育てを甘くみていた私の浅はかな自信を軽くマントルまで落ち込ませ、絶望させるのに十分なインパクトがありました。



しかし息子のオリジナリティを

否定して普通にしようとしたり

私のやり方を押し付けていた時は、

全くうまくいかなかったのに、



完璧な母親じゃない自分を受け入れて、

「そういう考え方もあるんだね」

と、ありのままの息子を受け入れるようになった途端、

息子との会話が噛み合い始め、みるみる落ち着きを取り戻し、

やがて自閉症が穏やかになり、投薬治療が必要なくなって、

健常者と大差なくなるまでに自閉症が完治してしまったのです。



その時、息子のような発達障害や、生まれながらにして体が不自由な方、

自分と気が合う人、合わない人、苦手な人、好きな人、

どんな人も全て私に

「新しい視点をもたらしてくれてたんだ」

ということに気が付きました。



私は息子が自閉症でなかったら、一生完璧を求めて、自分を責めていたかもしれません。



だから、息子は、ただ存在しているだけで自分の役割をすでに果たしていたんですね。



息子は「できないところも含めて完璧」でした。



周りに合わせるために「普通」にならなければいけない必要はなかったのです。



私は宗教家ではありませんが、

お釈迦さまは「人間が生きる意味」についてこんなことを言っています。

ちょっと難しいので、私なりの解釈ですがw


この世界の物事は密接に結びついているから、一つだけで独立してるものなんて一つもないよ!いろんな個性に出会い、お互いの違いを尊重し、自我を育てて、欠けたところを補い合って生きていくのが本質だし、そうやって生きてると楽しいよ!




息子があれほど「普通」に抵抗したのは、

私にそれを教えてくれていたのだと思いますし、




私が息子に「普通」を求めなくなったら、

むしろ息子は問題を起こさなくなった

・・・というわけです(笑)




本当に人間は不思議です!

多様性・・・完璧主義を手放すキーワード

「完璧」を辞書で調べると

一つも欠点がなく、完全なこと。完全無欠。



とあります。



もしも「一つも欠点がなく、完全なこと。完全無欠」な姿が、生物として本当に理想的な姿なのであれば、



最初からそのような姿や能力を備えて生まれてくるのが自然です。



ところが実際は、人も生物も個体差や個性があり、得意なことや苦手なことをもって生まれてくるじゃないですか。



そして、どの種が欠けても他の生物に大きな影響を与えます。



つまり、どれひとつとして、いなくてもいい生物なんていないんですよね。



それこそが「多様性」の意義なのです。



この世の全ての生命は、他人と協力しながら生きるようにプログラムされているから、



最初から完璧ではなく、どこかしら欠けた部分を「あえて」もっている、と考えた方が自然です。



ジグソーパズルで、どこもかしこも丸いピースはどこにも上手くハマらないけれど、



凸凹があることで他のピースとうまく噛み合い、自分も他者も活かせるのです。



そう考えると、完璧じゃない自分を責めることは、生きることの意味から外れてしまうんですね。

SAIKO

多様性とは、みんな違ってみんないい!の精神♡



多様性における欠点とは「欠けている点」ではなく、この世界を楽しむために必要な「欠けがえのない点」!



そう思うと、ちょっと気持ちが楽になりませんか?



自分の欠点を「欠けがえのない点」と誇りに思いながら生きていきましょうね。





でも時々


あっ!また人と比べてしまった!!ダメじゃん私

また他人からの評価を気にしてる!




ってなっちゃう日もあると思います。



なぜか?



そう、それは「人間は完璧じゃないから」ですよね🎵


SAIKO

それでもいいじゃん。人間なんだから。



完璧じゃない自分を愛おしみましょ。



あなたがあなたになればなるほど、人生は豊かになっていきます。



人生はいつだって、自分を前のめりに楽しもうとする人に優しいのだ!

SAIKO

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